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腹囲の診断基準・メタボリックシンドローム予防などの健康に関する情報、ニュースを集めてみました。

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腹囲の診断基準


メタボリックシンドロームの診断基準についてはさまざまな議論があるようです。その中で特に話題に上がるのが腹囲です。日本の診断基準では、男性85センチ、女性90センチとなっています。

2007年春に、世界の糖尿病研究者らが集まる国際糖尿病連合(IDF)が診断基準の見直をしました。IDFの推奨する腹囲の診断基準でアジア地域の基準は、男性90センチ、女性80センチとあり、ほかの国や地域の基準も男性より女性が小さい数値となっています。
この事などから日本の診断基準の見直しを求める声が一層大きくなったのですが、結局診断基準の変更はされませんでした。

日本のメタボリックシンドロームの診断基準は、2005年に日本の内科学会、肥満学会、動脈硬化学会、糖尿病学会など内科系8学会が参加してまとめられました。
IDFの腹囲の診断基準は、BMI値などから導き出された値であるのに対して、日本の腹囲の診断基準は内臓脂肪の量から決められたものです。また、もともと女性はメタボリックシンドロームがひきおこす心血管病の発症率が低く、メタボリックシンドロームと関係の少ない皮下脂肪が多いという事も有ります。

日本はCTの普及率が世界一でずば抜けて高く、1980年代から内臓脂肪の量をCT装置で測定し、測定したデータを集積してメタボリックシンドロームとの関連を証明した研究成果があります。その結果、内臓脂肪の断面積が100平方センチ以上でメタボリックシンドロームとの関連が深まる事が判っています。この断面積に相当する腹囲から、男性85センチ、女性90センチの腹囲の診断基準が決められました。

日本以外の国では、CTによる内臓脂肪の測定データを集積して、メタボリックシンドロームに関連付けた研究はほとんどありません。このためメタボリックシンドロームのIDFの推奨する腹囲の診断基準と日本の診断基準に違いがでています。

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